スマホが使えない高齢者
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5Gってなんなのでしょうか?通信速度が速くなり、様々な制限が解放されていくされていますが、人口の何パーセントがこの恩恵を受け取れるのでしょうか。
若者であっても、最近の科学技術の発展についていくのがやっとな状態。ましてや高齢者たちはこの情報化社会についていくことができるのでしょうか?
今後の高齢者の生活やスマホを使いこなすことによって未来はどのように変わっていくのか解説します。
高齢者の生活
近年、超高齢化社会となっているのは周知の事実ですが、当事者の生活は多岐の及びます。
子供をたくさん産み、孫やひ孫に囲まれ、年金をワクワクしながらのんびりと暮らしている高齢者は一体どれくらいいるのでしょうか。
日曜日のサザエさんやちびまる子ちゃんのような家族はどのくらいいるのでしょうか。
核化社会が進み、子供が沢山いても買い物すら頼めず、配偶者も歩けない状態です。ヘルパーを頼むにも介護保険適用外など。
金銭的に裕福な方はお手伝いさんを雇うとここ見るが、ネット社会になり、お手伝いさんという職業ももはやみられなくなっているのが現状です。
家庭や個人の関り方が、75歳を超え介護が必要になったときに誰が助けてくれるのか、また、何を使っていくのかも大切になってきます。
ADLという言葉を聞いたことがあるでしょうか?日常生活を表すものですが、食事、排泄、入浴、整容、着替えが主に含まれます。
地域性もあるでしょうが、完璧でなくてもおおむねの高齢者がこのADL事態は何とか維持できていることが多いです。
IADLは薬の管理や、買い物、外出、家事、掃除などをさし多岐にわたります。
IADL機能が低下すると、ごみが捨てれず、買い物に行けず、低栄養となり、病気や持病が悪化していくことがおおよそ推測できます。
できなくなったIADLは誰がかばうのでしょうか?奥さんができなければ、夫が役割を担うことが望まれます。
しかし昔堅気の夫は、家事をしたことがない、夫も認知機能が低下しておしっこのにおいがするなんてことが現実におきているのです。
高齢者とスマホ
どのくらいの高齢者がスマホを持ち電話とカメラ以外の機能が使いこなせているのでしょうか?
ほとんどの人が形ばかりのスマホを持ちラインを使えず、アマゾンや楽天の存在を知らないでしょう。
中には認知症になり、自分で問題解決ができないため、ガラケーの利用を子供が制限をかける場合もあります。
携帯電話の機能は増えていますが、これを使いこなせないために、孤立し、生活が立ち行かない方が沢山いるでしょう。
小さなコミュニティーであれば村の若者が助けてくれるかもしれません。
ただ、サザエさんにでてくるような三河屋さんのサブちゃんのような人はなかなかいないことも現状といえます。
高齢者がスマホを使いこなせたら
もし、高齢になってもラインを使いこない、アマゾンや楽天に登録し、ネットバンクが開設できたとしましょう。
重たいお米、洋服を洗うための洗剤や柔軟剤、絶対必要なトイレットペーパーやティッシュなどの消耗品を、スマホを操作し、購入し配達してもらうことができればどうでしょうか。
誰にだってご飯を作るのがめんどくさいことがあります。その時にウーバーイーツや出前間が頼めれば一休みできるでしょう。
若い人が便利と感じているものを高齢者も使うことができれば、親の介護が必要になったときに子供の介護負担も軽くなるでしょう。
昔のように女性が家で何十年も主婦をしているという状態は少なくなってきています。共働きがほとんどではないでしょうか。
義務教育が浸透し、女性の意識が変わり、自分の生き方や仕事を自分で選べる時代になっています。
小さな子供を抱えて、仕事をして介護をしてというのはとても難しい状態といえます。
この状態を見てかつて親だった人ががかつて子供だった人にお願いができることは、時間も事も限られています。
高齢者になる前にできること
このように、現最新の技術に興味を持って適応していくことは、未来の親の負担を減らし、自分の介護負担を減らしていくでしょう。
古いものを否定するのではなく、共存しながら、新しいものに慣れていく練習が一時ではなく10年単位で必要になってくると推測されます。
孫を介して、おじいちゃんやおばあちゃんもプログラミング教室にいくような時代になれば、
おのずと新しい物や習慣への不安や恐怖はさがりハードルは超えやすくなっていくことが想像できます。
洗濯機やテレビが浸透したように、スマホやネットを活用した生活もいつか浸透して当たり前になっていくことが望まれます。
ただしそこに行きつくまでに誰かが根気強く興味を持たせ、自分で操作するように練習していく機会が必要なのです。
若者と同じように興味を持ちトライし、使いこなしていくことが必要なのです。
親は偉大ですが、先端技術は寄り添ってくれません。
ましてや今は結婚しない子供がいない中年層もいるでしょう。
今できるのは新しい習慣化されたデバイスを使いこなし情報を集めて選別していくことではないでしょうか。
高齢者と呼ばれる年になっても自分のことが自分でできることは大切です。
だれもが18歳の体のままではいられません。今できることは、新しい技術に慣れていく練習をすることです。怖がらずにさわり慣れていくこと。
詐欺の怖さもありますが、若いうち、中年層からこの意識をもってデバイスを使いこなしていければ、高齢者になったときの自立度は変わってくるでしょう。
以上高齢者の生活とスマホについてでした。