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独身者と節約する人々の増加。〇〇離れが加速する世の中


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独身者の比率が、さらに高まっています。20年後には人口の半分が独身者で占められるそうです。


この独身者は、離婚して独身になった人も含まれます。日本は、超高齢化社会ではなく、超独身者社会と言えるでしょう。


結婚をする意味も薄れがちですし、経済面が結婚の足枷になっている方も大勢います。


結婚したいと思わないうえに、こんな辛く苦しい世の中に子供を生きさせたくないから子供も欲しくないという意見もあります。


また、価値観の多様化もあり、結婚されても価値観の違いや、すれ違いを理由に離婚され、独身者となる方々も少なくありません。


独身者の比率が高まる原因や、経済や生活の変化、最近話題の〇〇離れについて詳しく解説していきます。

 

日本の経済力の悪化

 

日本で働いている人々の所得はますます下がっています。外国の国々と比較すると、より鮮明になります。


株価もそうですが、日本のひどさが目立ちます。ここ30年のデフレは異常事態であります。


トップクラスだった国民一人当たりのGDPは、どんどん抜かれ、今後も下落の一途でしょう。


この先、雇用は不安定になるのに、年金の受給開始年齢の延長論も出ており、苦しい状況です。


本気で改善しようとする政治家などはおらず、誰も期待していないのではないでしょうか。


今だに、ハンコを使ったり、ファックスを使っている世界の中で非常に珍しい改善されない国です。


年金の受給開始年齢が遅くなると、不安になり消費は抑え気味にしたい心理はわかります。

 

若者の所得の減少

 

国民性としては、高齢者は若者のために何もしてあげない、若者は希望を持ってやる気を出さない人が大部分ではないでしょうか。


若者はブラック企業で働くしかない人が多く、貯金もろくに出来ないくらいの給料しかもらっていません。


これでは、結婚して家族を増やし、教育やマイホーム、自動車などの購入という生活は無理です。一人で生きて行くのが無理をしない生き方と言えます。


政府が結婚を促進するために、婚活アプリにAIを導入しようとか言っていますが、そんな事で解決しないでしょう。


老人ホームや、デイケアサービスでは、劣悪な環境で過ごす方が多く、これが自分の将来かと思い、これを避けるべく支出を減らして、さらなる不況にも備えようとする考え方も増えていて、それが、○○離れを生んでいます。

 

○○離れが増加

 

マイホーム離れは、結婚しない人は持つ必要がありませんから、独身者が増えている現代では当然のことです。


自動車離れは、都会に住んでいれば公共交通機関がありますから、維持費の高い自動車は持つ事を避けたいです。


タバコ離れは、若い人たちに限らず、この10年ほどで全体的に広がってきました。


タバコの値上がりがすごくて、ひと箱千円になっても吸い続けると意気込んでいた人々も、毎年の急激な値上がりに心が折れたようです。


さらに、健康志向の広がりや病気になった時の生活の不安もタバコを吸いにくくさせています。


そして喫煙場所に関する法的規制が厳しくて、窮屈な思いをしてタバコを吸わなくてはいけなくなり、タバコのイメージダウンが進みました。

 

昔のようにタバコを吸うのはカッコいいというイメージはなく、好んでタバコを吸ってみようと憧れるようなものではなくなりました。

 

ゴルフをする若者も減りました。バブルが崩壊した頃から、ゴルフのようなお金のかかる趣味は敬遠されがちになりました。


昔は、会社での付き合いで無理やり上司とゴルフコースを回らされた方々も多いでしょう。


今は上司との付き合いを敬遠する人が多く、飲み会は嫌がり、ゴルフは出来るのに出来ないと嘘を言って敬遠している人が多いです。

 

多様な○○離れ

 

新聞離れも進みました。昔なら駅の売店でスポーツ新聞を買って電車の中で読んだものです。


しかし、今は電車の中ではスマホをいじるようになりました。


インターネットの普及で新聞で情報を集める必要もなく、月々3千円ぐらいの新聞代の出費をするのも抵抗があるのでしょう。


年賀状離れも進んでおり、スマホがあれば事足りるようになりました。


1枚出すのに60円以上かかりますし、きれいな字で年賀状をを書けない人にとっては良い時代になったと言えます。


ギャンブル離れも進みました。昔はパチンコに行く人々が多かったのですが、今は課金アイテムのあるゲームに取って代わられた感じでしょうか。


読書離れも進み、1冊の本に長時間かける人よりも、YouTubeの動画など、短時間で完結するものを好むようになりました。


本は売れなくなり、街から本屋さんが姿を消したという話をよく聞きます。YouTubeの動画の躍進はものすごくて、テレビ離れも進む事になりました。


さらに、芸能事務所や劇場とのお笑いタレントのつながりの薄さにつながっています。


YouTubeの動画で稼げるお笑いタレントが増えて、芸能事務所や劇場の影響力が減少していることを意味します。


○○離れは、他にも、恋愛離れ、カラオケ離れ、お酒離れ、海離れ、音楽離れなどがあります。これらは若者の生活環境を映す鏡であると言えます。