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ハラスメント21種類について解説


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昨今、ハラスメントに対してのチェックが厳しくなっており、コンプライアンス遵守が求められるような世の中になってきています。

 

上司世代の方は特に昭和の体育会系の世界で育ったり、仕事をすすめてきた方が多いと思われますので、こんなことでハラスメントになるのかーと思うこともあるかと思われます。

 

そこで、今回は現代のハラスメントはどんなものがあるのかをご紹介して生きたいと思います。

 

まず結論ですが、なんと39種類のハラスメントがあるようです。

 

その中でも今回は特にマイナーなものを、21種類ご紹介していきたいと思います。

マイナーなハラスメント21種類


マイナーなハラスメントをご紹介。

まずハラスメントの定義からご説明しますと、相手の意に反したことをやって、その人に不快な思いをさせることで、要約すると「嫌がらせ」を意味しています。

 

その行為者がどう思っているのか、悪気があるのかどうかは関係なく、相手が不快な感情を抱けばハラスメントと判定されるとのこと。

 

ここ数年で増えてきていて、平成30年度の労働関連でのハラスメント相談はなんと112万件弱となっていて、さらにこれにより11年連続で100万件を超えているといった結果となっています。


では、どういったものがあるのでしょうか。ご紹介していきます。

 

1、お菓子ハラスメント


特定の人に対してお菓子、お土産を配らない、渡さないことを指します。
逆に購入を強要することも当たるそうです。自分がやられたら嫌ですよね。

 

2、エンジョイハラスメント


仕事って楽しいよね、ということを強要することのようです。
やりがいは自分で見つけるものですよね。

 

3、終われハラスメント


就職活動を終了させるハラスメントを指しています。
内定後によくあったりするみたいですね、、学生は圧に押されて大変でしょう。

 

4、テクノロジーハラスメント


仕事をお願いした後に、〇〇の作業もできないの?と当たり前のように話しかけて嫌がらせをすることのようです。
 何度もやっていてできないならまだしも、初の作業でそれをいうのは上司にも原因があるように感じますが。


5、ジェンダーハラスメント


一般的な男性、女性のイメージに当てはめた言動をすることです。
男なのに力がないね、とかが当たります。

6、テクスチュアルハラスメント


付箋などにかわいいねと書いてデスクに貼ったりする行為のようです。
これはハラスメント以前の問題かとも思いますが。

 

7.パタニティハラスメント


男性の育児休暇に対する嫌がらせです。
育休を取ることで昇給が見込めなくなるなどがこれに当たります。

 

8.マリッジハラスメント


独身の方に結婚するよう促したり、本人が希望しない交際を押し付けたりすることです。結婚することだけが当たり前の価値観、人生ではないですよね。

 

9.ラブハラスメント


→恋愛や性の話題を、公共の場に持ち込み不快な思いをさせることです。
そっとして置いて欲しい人や触れられたくない人にとっては大迷惑ですよね。

 

10.スクールセクシャルハラスメント


学校で教師が児童生徒に対して行う性的いやがらせを意味します。
恋人の有無や恋人を作ることを禁止したりするようです。
教師が生徒に対してこのようなことをするなんてあり得ませんね。

 

11.ゼクシャルハラスメント


交際中の男女で、女性が男性に対して結婚しすることを迫ったり意識させたりすることで心理的な負担を与えること意味します。歳をとったカップルなどには多いかもしれませんね。

 

12.告白ハラスメント


お互いの職場での関係性を気にせず無理に告白して、相手に迷惑をかけてしまう時などに生まれます。これはちょっとハラスメント判定とされるのはかわいそうな気がしますが。

 

13.スメルハラスメント


臭いが原因で、周りが不快な思いをしてしまう場合に起こります。逆にこれを指摘することでハラスメントとなる気もしますね。難しいところです。

 

14.スモークハラスメント


非喫煙者にたばこを勧めたり、不可避的にたばこの煙にさらされたりすることです。
喫煙者が減ったとはいえ、こういったハラスメントもあるのですね。


15.レイシャルハラスメント


人種や民族、国籍、地域において、嫌がらせを受け不快な気持ちにさせてしまうことです。日本も外国人の割合は増えて来ていますから、こういった部分の発言にも注意が必要ですね。

 

16.レリジャスハラスメント


→宗教関係者、信仰者が行う、精神的や経済的な嫌がらせを指します。
これも以前からあってもおかしくないハラスメントですね。

 

17.エイジハラスメント


年齢を理由としたハラスメントのことです。最近の若者はーとよくご老人は言っていますが、あれもハラスメントに当たるのですね。

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18.カラオケハラスメント


歌うことが苦手な人、カラオケが好きでない人に強制的に歌わせるようにする行為です。カラオケ好きな人だったら良いのですが、興味ない人からしたら思っている以上に苦痛ですよね。

 

19.パーソナルハラスメント

 

容姿やその人の癖に対しての嫌がらせのことです。
子供・大人関係なく被害にあいやすいハラスメントです。 「ブス」「ハゲ」なども対象となります。ただのイジメな気もしますが。

 

20.フォトハラスメント


撮影媒体で撮影した写真をその人に無許可でSNSなどにあげて、相手が不快に思う場合を指します。近年SNSが普及してきていますから、注意が必要ですね。

 

21.ブラッドタイプハラスメント


血液型が与える印象でその人の人柄や性格を決めつけるような言動を指します。A型は綺麗好き、など。傾向はあるかもしれませんが必ずしもそうとは限らないですからね。。

 

と、マイナーな21種類についてご紹介しました。
いくつか知っているものもあるかと思いますが、皆さんにとってもへー、となっていただけたら幸いです。

 

中には、日常で使っているものがハラスメントとして当てはまっているものもありましたね。


例えはエイジハラスメントなんかが、それに当たるのではないでしょうか。

 

注意しなくても普通の人ならやらないものもありますが、注意しないと当てはまってしまうものもあるので、悪気がなくても注意が必要ですね。

 

この後、ハラスメントが生み出す悪影響についてご説明いたします。


ハラスメントが生み出す悪影響


ハラスメントが生み出す会社、個人にとっての弊害について

 

ハラスメントが横行している状況を早期に改善していかないと、企業、個人は大きく2つのリスクを抱えるのです。

 

「法的責任」を負うことになります!

 

ハラスメントが仕事上存在した場合、企業には不法行為を放置した責任や債務不履行責任などの法的責任を負わされます。つまり、みて見ぬふりをしていたと判定されるわけです。

 

そして、ハラスメントがあったという事実が証明されてしまえば、被害者が被った精神的ダメージに対する損害や、場合によっては病気を発症した場合はその慰謝料等を企業は賠償しなければならなくなります。

 

もちろん、個人も退職に追い込まれたり、慰謝料を請求されたりすることもあります。

ハラスメントをきっかけに、民事的な争いが生じることは会社にとっては大きな企業イメージダウンや風評被害を被るだけでなく、就職活動等でも他企業に大きなアドバンテージを与え、会社の信用と信頼を揺るがす事態を引き起こす問題となり早期に対策が必要となります。

 

モチベーションが低下し離職率が高まる

 

従業員のモチベーションが低下し離職率が高まってしまいます!


ハラスメントが発生することによって、職場風土・人間関係が悪化し、各従業員の職場でのメンタルヘルスやモチベーションに、大きなダメージを与えてしまいます。

 

こういった環境では、ギスギスした雰囲気が職場に漂い、多くの従業員がモチベーションを保ち続けることが難しくなり、転職者が増加したりします。

 

離職者の増加は、生産性の低下や採用コストの増加につながるため、企業の経済面にとっては大打撃となります。

 

ハラスメントの加害者にならないために


人それぞれ感じ方が違うので、一概にも必ず加害者が悪いと言い切れるわけではありませんが、その人が聞いて、傷つかないだろうか?、嫌な思いをしないだろうか?を考えて発言していくことで、我々が加害者となることはリスクとして大幅な削減となるのではないでしょうか。

 

せっかく仕事・趣味・友達などで繋がっている人なのですから、楽しい方がいいですもんね。ぜひ今回の内容を改めて頭の片隅においておくといいかもしれませんね!