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大手電力10社全てが6月の家庭向け電気料金を値上げするが、明細の見方を知ってますか?


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6月に電気代が値上げする事になりますが、では値上げと言って実際○○円というので、先月より高くなったな?という感想はありしも、なぜこの値段なんだ?というのをあまり知らない人がいます。


近年、電気事業者の自由化に伴って大手の石油大手や、ベンチャー企業、ガス会社など様々参入しています。

 

では具体的に電気料金とはどのようになっているのか?詳しく説明したいと思います。

契約内容を詳しく解説


電気には大きくわけて、電灯と動力というのに分かれます。
電灯というのは一般家庭用向け電気料金契約であります。動力というのは事業者を中心とした契約になります。


これは例えばコンビニですと、冷蔵庫などを大量に保有しておりますので、電気を大量に使う為電線から引っ張ってくる電気量も一般家庭とことなります。

 

関東ではA(アンペア)契約とkvA契約(キロボルト)があります。
実は、関東ではこの両方を契約する事が出来ますが、関西ではkvA契約のみの契約になります。

こころなし、関西の方が基本料は高い様に感じました。


ちなみに5A契約という小さい契約がありますが、これはアパートやマンションなどの明かりあるいは自販機などの小さい電力に特別に契約するタイプがありますが、一般には10~60Aの間で契約するのが普通です。

 

これから大学の入学に際して電気契約を新規で契約しますが、業界では再点と言いますが、一か月前に必ず電気契約をする為の手続きをし、電気を流してもらうのですが、場所によってはすでに電気が使え契約そのものをしないで使う人が居ますが、一か月前まで料金は仕組み上出来るので、誤魔化すのはやめた方がいいと思います。


料金の見方とは

 

では料金表ですが、

  1. 基本料金
  2. 電気使用量
  3. 燃料調整費
  4. 再生可能エネルギー

この4つから電気料金が請求される事になります。

 

1.基本料金


1については固定された金額で説明の必要がないように思います。2について解りやすい様に例を書きますと以下の通りです。

 

1S 22円 0~140kwh
2S 28円 141~220kwh
3S 34円 221kwh以上

 

2.電気使用量


各電気会社の契約料金はこんな感じでかかれているかと思います。一見するとなんだかよく解りにくい感じです。例えば230kwhを使った場合

 

1s 22×140=3、080円
2s 28×79=2、212円
3s 9×34=306円

 

このように書かれるはずです。つまり使った使用料が区分けされた上限を超えると、より高い料金の算出となり使えば使う程電気という商品は一緒なのに、高い電気代を支払うというのがこの国で行われている電気代の料金なのです。

 

一般家庭の家族が沢山居る家庭ですと、これが堅調で一番高い電気代を買う事にどうしてもなりがちです。


逆に単身者については1sで収まる事が出来れば安い料金で、電気代を請求されているので負担が少ないという事になります。


このように電気を節約すれば料金が安い電気を供給できる、という事に節約を促すというねらいがあるのかもしれません。


3燃料調整費。


これは月事に契約会社のサイトに書かれていると思います。唯一使えば使う程安くなるという可能性は、この調整費がマイナスの月については料金が安くなるという仕組みになります。
ただ、世界情勢によってプラスになる場合はこの限りではありません


4.再生可能エネルギー


再生エネルギーについては再エネ発電促進賦課金という名目で明細に書かれており、2021年5月分から2022年4月分まで3.36円/kWhが請求されています。
これは国で決めた法律なので、電気会社をどこで契約をしても請求されてしまいます。これも使えば使うほど請求されてしまうという、料金の仕組みであります。
当たり前ではありますが節約すると安くなるという訳です。


悪質な電気事業者に注意

 

ベンチャー企業も参入していますが、資金が乏しいところでは料金を先にとって破綻した企業もありました。電気を先払いということは絶対ありえません。

 

なぜなら、説明したとおり先払いとか使い放題などという事は、使えば使う程高い料金の電気を買う事になるので、そんな事をすれば事業者は有無を言わさず高い料金を東京電力に支払うことになります。会社がすぐ倒産する事になるでしょう。

 

そういうおかしな提案をしてきた事業者は絶対に契約してはなりません。破綻をした段階でそのお金はほぼ回収する事も出来ず、民事上という事で警察も介入してくれません。

【まとめ】電気料金

 

電気明細を漠然と見て高いとか安いとか判断しているのが実情ではないでしょうか。
電気そのものという商品は変わらないので、大手の企業はこの事務手数料を競争して料金を安くするというのが実情のようです。

 

2年の契約で新たに見直しというのをやるのも、キャンペーンなどで基本料を数か月支払わなくていいとか、メリットはあるように思います。

 

ちなみに電気事業者が破綻すると、すぐ他の事業者を見つけなければならない事態となります。なるべく大手の方が安心かもしれません。